小泉 進次郎(こいずみ しんじろう、1981年〈昭和56年〉4月14日 - )は、日本の政治家。学位はM.A.(コロンビア大学・2006年)。自由民主党所属の衆議院議員(5期)、自由民主党総務会長代理、自由民主党神奈川県連会長。血液型はAB型。 環境大臣(第27・28代)、内閣府特命担当大臣(原子力 46キロバイト (5,977 語) - 2022年4月13日 (水) 13:02 |
ニュージーランド アーダーン首相との朝食会に出席しました。
NEW!2022-04-22 14:43:04
こんにちは。小泉進次郎です。
今朝はニュージーランドのアーダーン首相と朝食。
久しぶりに再会してお互いの子どもの成長を写真や動画を見せ合い、有意義な政策の意見交換もできました。
ニュージーランドのアーダーン首相とは、2018年9月に初めてニュージーランドでお会いしました(首相招聘プログラムでお招き頂きました。)。
翌年の2019年9月には来日中の首相と環境大臣として面会し、直後にニューヨークでも再会しました。
更に12月にはスペインのマドリードで開催されたCOP25で再会し、今日はそれ以来です。
政策の意見交換で特に印象的だったのは、カーボンニュートラルと自動車政策についてでした。
日本とは違い、ニュージーランドは自動車メーカーがありません。つまり、日本を含めた海外メーカーから自動車を買います(中古車も)。
カーボンニュートラルで自動車業界は100年に1度の大変革期を迎え、
3年後にはノルウェーががガソリン車の販売禁止をする中で、日本も2035年以降は新車販売は100%電動車になる予定です。
ニュージーランドも国内に流通する自動車を電動車に転換していく上で、課題は十分な電動車を確保することだそうです。
日本は世界でも代表的な自動車製造大国ですが、電動車の取り組みは遅れています。
この日本の遅れは、ニュージーランドをはじめとする自動車輸入国の交通分野の脱炭素を遅らせることにも繋がるだけでなく、
他国の電動車が日本車よりも先に海外のマーケットを獲ってしまうことになりかねないことを意味します。
繰り返しますが、日本の電動車の普及の遅れは、日本の国内問題にとどまらず、
世界の脱炭素の流れにブレーキをかけ、日本の産業競争力の低下、海外マーケットを失うことを意味します。
ニュージーランドのアーダーン首相から、自動車輸入国の立場からの見方を披露して頂き、改めて日本が脱炭素を加速させる必要性を痛感しました。
日本では、原油価格の高騰に伴うガソリン価格の上昇対策に補助金でガソリン価格を下げることが中心になっていますが、
短期的には合理的だとしても、中長期で考えれば、今こそガソリン依存度を下げる経済社会への移行を加速させるための電動車普及策を大胆な投資で強化すべきです。
アーダーン首相とはまた再会できる日を楽しみにしています。朝7時過ぎからという早朝の意見交換は、早起きの甲斐がある素晴らしい時間でした。
https://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-12738812106.htm