サッカーにおけるオフサイド(offside)は、攻撃側のポジションに関する反則、およびそれを定めたルールである。サッカー競技規則の第11条「オフサイド」によって規定されている。 オフサイドが成立する前提として、攻撃側選手がオフサイドポジションにいることが求められる。 オフサイドポジションとは以下の条件を全て満たした位置のことを指す。 17キロバイト (2,590 語) - 2022年1月14日 (金) 09:00 |
サッカー批評 5.18
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/93181
■厳しかった最初のオフサイドルール
さて、オフサイドは1863年、159年前にサッカーが誕生したときから存在するルールだが、当時と現在ではだいぶ変貌している。最初のルールにはこう書かれていた。
「ある選手がボールより前に出たら、即座に『アウト・オブ・プレー』になり、彼はできうる限り早くボールより後ろに戻らなければならない」
1863年の最初のルールでは、「オフサイド」ではなく「アウト・オブ・プレー」すなわち「プレーから除外」という表現だった。「オフサイド」という言葉が一般化するのはしばらくたってからのことである。
この文面からわかるように、現在のような「後方から2人目の相手選手より前に出ていたらオフサイドポジション」というような生やさしいものではない。ボールより前はすべてオフサイドポジションという厳しいものだったのだ。
この当時のオフサイドルールは、現在のラグビーを見るとイメージをつかみやすいかもしれない。ラグビーではボールより前に出てしまった選手はすべて「オフサイド」の状態なので、いったんボールの後ろまで戻らなければ、攻撃だけでなく守備もできない。
おもしろいことに、現代のラグビーでは攻撃より守備時にオフサイドの反則が起きやすい。戻りながらボールのところに突っ込んでいく選手が意外に多いのだ。それに対し、たとえば前方に向かって高くけり上げられたボールを追った選手がキックの瞬間にボールより前にいたかどうかには、あまり神経質ではないように見える。ラグビーにもサッカーのビデオアシスタントレフェリー(VAR)のような制度はあるが、こうしたオフサイドの判定に使われるのを、私は見たことがない。
■最初の重要なオフサイド改革
さて、この「初期オフサイドルール」は実に短命だった。わずか2年数か月後、1866年の2月には、大幅な制限緩和が断行される。「ボールより前にいる選手」は「アウト・オブ・プレー」なのだが、そこに「相手ゴールとの間に3人以上の相手選手がいる場合」にはこの限りではない、すなわち反則にはならないとされたのである。
このルール改正こそ、ラグビーとあまり代わらなかったサッカーを独自の競技にした最初の重要な改革だった。新しいオフサイドルールにより、前にいる選手にパスを渡すことができるようになったからだ。イングランドでは相変わらず下げたボールを受けた選手が力いっぱい前にけり、何人もでそれを追うという「キックアンドラッシュ」戦法が続けられたが、スコットランドではショートパスをつないで相手ゴールに迫る戦法が生み出され、大きく戦術を進化させた。
この後、「自分の前に何人いるかなんて数えられないから、いっそのことオフサイドをなくしてしまおう」という案や、「いや、初期のルールに戻そう」という提案、そしてまた、「1人制オフサイド」の提案など、さまざまな意見が出された。しかし基本的には、1925年に「2人制」に変わるまで、「3人制オフサイド」の時代は60年間の長きにわたって続くのである。
小さな修正が1907年にあった。スコットランドから提案のあった、「オフサイドになるのは相手陣のみ」という改正である。最初は「ハーフライン近くで待ち構えるFWばかりになってしまうのではないか」と反対されたが、この改正も、現代につながるサッカーらしさを生むのに大いに役立った。
■戦術に最大の影響を与えたルール改正
1925年の「2人制オフサイド」は、1世紀半のサッカー史のなかで、戦術に最も大きな影響を与えたルール改正だったかもしれない。これによって戦術の多彩さが生まれ、サッカーが真に魅力のある現代的なスポーツになっていくのである。
変化は劇的だった。1924/25シーズンのイングランド・リーグ1部から3部南・北まで4ブロック全1848試合の総得点4700(1試合平均2.5点)が、1925/26シーズンには同じ試合数で6373ゴール(1試合平均3.5点)へと飛躍的に増えたのだ。守備陣にとっては、悪夢のようなルール改正だった。
以後の「重要なマイナーチェンジ」には、1990年の「並びはOK」と、2005年の「手はオフサイドにならない」がある。以前のルールが、攻撃側と相手ゴールラインの間に少なくとも2人の相手選手がいなければならかったが、1990年の改正では少なくとも2人の相手選手より相手ゴールラインに近くなければオフサイドにはならないことになった。また、手では得点できないので、手だけが後ろから2人目の相手より前に出ている場合には、オフサイドとはならなくなった。
だが「2人制」という基本は、1925年からもう100年近くも変わっていない。(以下略)
>>1
ラインズマンを食わせるため
待ち伏せ禁止やろ?
早くPKのルールなんとかしろよ
ペナルティエリア内と外での罰が大きすぎるわ
>>5
これな
よくこんなルールでやっててアホくさくならんと思うわ
審判のさじ加減でいくらでも勝敗を決められる
あとホーム贔屓のジャッジとかあんなの他のスポーツであるの?
>>5
PAで反則しないと止められない時点で負けてるんだよ
>>87
それは別にいいけど
ペナルティエリアだから取らないみたいなことが起こるからな
普通のフリーキックとの罰の差が大きすぎて
あの辺がクソすぎる
>>5
あと数メートル後ろから蹴らせるようにしたらいいのにな。
現状ではほぼ決まるから、審判もペナルティエリアの中では笛を吹けないようになっている
もっともeスポーツに近いスポーツ
オフサイドできます。
オフサイドが無かったらひたすら相手ゴール前にいる人を目掛けてロングボールを蹴り合うことになるので
>>10
それがなぜ駄目なの?
>>11
興行として成り立たなくなるからじゃないの
>>11
つまんないからじゃない?
新しいルールを入れた場合どうなるかなんてやってみないとわからないんじゃ?ハイレベルのアマチュアとか元プロとか集めた新ルール検証チームでテストマッチ繰り返して、良さそうならプロに導入するとかやれないの?
>>12
当然やってる
ルール改正案が出るとどこかのリーグやカップ戦を使ってテストマッチをしてる
過去にはそれで却下されたルールもある
ラグビーはオフサイドルールが強力すぎてつまらないからマイナースポーツのまま
オフサイドがなかったら逆転劇が増えて面白いのに
サッカー初心者の壁 オフサイド・トラップ
オフサイドなかったらゴール前へのロングパス応酬になるからじゃないの?
注目記事
PKは1点
ペナルティエリア内のシュートは2点
ペナルティエリア外のシュートは3点
にすれば
一回オフサイドなしでみてみたい
YouTubeでやってくれ
>>45
探せば絶対ありそう
>>45
5年前くらいにドイツがオフサイドなしサッカーをやったらしい
映像があるかは分からん
サッカーを進化させたのはオフサイドといってもいいからな
だからオフサイドの判定は難しくなりすぎてて、
そこはグラウンド外に任せろって話に繋がる
>>48
どんなスポーツにもありがちだけど、
いいプレイをすればするほど誤審が増えるからねえ
コメントする